[レポート] 今日、明日、そしてその先を見据えたクラウド運用を学んできました #AWSreInvent #COP227-INT
こんにちは、muroです。AWS事業本部 サービス開発室でopswitchの開発・運用を担当しています。今年初めてのre:Invent参加ですが、初日を終えて雰囲気がつかめてきました。引き続きクラウド運用やDevOps関連のセッションから深く学んでいきたいと思います。1本目はイノベーション・トークのレポートです。それではどうぞ。
セッションの概要
タイトル
Cloud operations for today, tomorrow, and beyond
概要
Over the years, AWS has innovated its cloud operations to support its own needs at scale and turned those capabilities on for you to solve your challenges in governance, compliance, observability, and operations as you build your applications in the cloud, on premises, in hybrid environments, and at the edge. Join this session to learn how AWS Cloud Operations is building for the future with automated governance and intelligent, efficient, and application-based operations that will power your growth and innovation. Hear how customers used AWS services to build their own cloud operating model for operational excellence that tore down silos and optimized costs.
AWS は長年にわたり、自社のニーズを大規模にサポートするためにクラウド運用を革新し、クラウド、オンプレミス、クラウドでアプリケーションを構築する際のガバナンス、コンプライアンス、可観測性、運用における課題を解決できるようにそれらの機能を有効にしました。 ハイブリッド環境やエッジでも。 このセッションに参加して、AWS クラウド オペレーションが自動化されたガバナンスとインテリジェントで効率的なアプリケーションベースのオペレーションを備えた将来に向けてどのように構築されているかを学び、お客様の成長とイノベーションを推進してください。 お客様が AWS のサービスを使用して、サイロを取り除きコストを最適化した優れた運用を実現する独自のクラウド運用モデルを構築した方法を聞いてください。
スピーカー
- David Yanacek
- Nandini Ramani
- Alexi Varanko
- Sandhya Sridharan
レベル
200 中級
利用するAWSサービス
Amazon CloudWatch, AWS CloudTrail, AWS Systems Manager
セッションの内容
クラウド運用における重要なテーマ、「セットアップとガバナンス」と「監視と最適化」を軸として、AWSユーザー企業の「自動化・効率化」や「コスト最適化」等の取り組みと、それをさらに助けるAWSの新機能について紹介されました。また生成AIを活用したAWSの新機能について、デモを交えて紹介されました。
まずJPモルガン・チェース社の事例紹介です。巨大で複雑なソフトウェア群を抱える組織において、開発者がコードに集中できるように、フレームワークや開発環境を整備し、標準化されたメトリクスと監視をセットアップしている、といった取り組みが紹介されました。続いてディズニー社の事例紹介です。AWSアカウントの新規発行時のセットアップの自動化、増え続けるデータの管理と最適化、そして様々な最適化を継続的に行っていること等が紹介されました。
そして最後に生成AIを活用した運用のデモンストレーションがありました。Amazon CloudWatchやAWS Configにおける自然言語によるクエリ生成機能には驚かされました。セッション中に紹介された新機能のうち、興味深かったもののリンクを以下に貼っておきます。
セッションを受講して
クラウド運用における重要なテーマに関する実際のユーザーの取り組みと、それを支えるAWSの進化、さらには生成AIを組み込んだクラウド運用の未来について、ストーリー仕立てで共感を持って学ぶことができました。またユーザーの課題に対するAWSからの解決策という形で紹介されることで、新機能をどんどん使っていこうとモチベーションが高まりました。クラウド運用における生成AI関連機能については期待して注目していきたいと思います。